初めに思ったのは、あまり捨てたくないということでした。

義父の家には物がたくさんありましたが、私はあまり捨てたくないなと思いました。

というのは、物はすべてなんらかの理由や思いがあって、私はそれを知らない訳です。実際には家のサイズに対して物が多すぎだったので、全部残すのは物理的に無理でしたが、だからと言って物と一緒に思いまで捨ててしまっていいというものでもない、かなあ、と。

正直なところ、よく分からないのですが。

でもここまでの歴史がある訳だから、それは大事にしたいと思いました。

 

服が多かったので、どの服にもアクセスできるような状態に。

本も多かったので、この先読まなさそうな本は図書館に寄贈。

食品などの在庫が多かったので、在庫量の把握と管理がしやすいように。

床の物につまづいて転んだりするのは心配だったので、床置きは基本ナシの方向で。

家にお客さんを呼べるくらいに。そしたら楽しいと思うので。

 

自分が物の整理や処分が苦手なので、『どんどん捨てましょう』という風には考えられませんでしたし、それでいいかな、と思いました。