事の始まり

事の始まりは、2月に義父から断捨離を手伝ってほしいと言われたこと。

引っ越してきたときの段ボールが、何年もそのままになっているので、なんとかしたい、と。

部屋にある段ボールは、私も前から気になっていて、手伝いに行きますよとは言っていた。とは言え、片付けに婿を使うのは気持ちのハードルも大きいだろうし、手伝うのは難しいだろうと思っていた。

なのに、義父の方から手伝ってほしいと言われたので、器の大きい人だなと驚いた。

会社を興し、人を雇い、そして周りに迷惑をかけない形で会社を閉めた義父のことは、以前から本当に偉い人だと思ってきたけど、そういう社会的な偉さと、個人としてどうかというのは必ずしも一致しないこともある。

でも、このことで改めて本当にすごい人だな、と思った。